東寺真言宗(とうじしんごんしゅう)
開祖:
空海(弘法大師)
本尊:
大日如来
本山:
教王護国寺(東寺)
真言系仏教宗派のひとつで、
古義真言宗に属しています
弘法大師空海が
真言密教を開宗した根本道場であり、現在もその教えを実践している真言系の仏教宗派です。京都の教王護国寺(東寺)を総本山とし、弘法大師の創建理念である「鎮護国家・広度衆生」の実現を目指しています。
仏は生きている
自らの内に生きる仏に寄り添い育む
お大師様の教えの精髄は、私達一人ひとりが仏(
如来)であることに気づき、行動も言葉も心も(
三密)
仏として生きることを実践することにある。
即身成仏の教え:三密(身・口・意)の妙行を実践することで、現世で仏となる(成仏する)ことを目指す教えです。
鎮護国家・広度衆生:宗祖
空海が掲げたこの二つの理念は、
真言宗の根本的な綱要であり、東寺真言宗もその精神を受け継いでいます。
弘法大師とのつながり:
東寺は弘法大師空海にゆかりの深い寺であり、空海の教えと信仰の中心地です。東寺では毎月21日に弘法市の「弘法さん」が開催されるなど、多くの人々に親しまれています。

掛軸は、仏壇の最上段中央に大日如来の掛軸を掛け、向かって右側に弘法大師(空海)の掛軸、向かって左側に不動明王の掛軸を掛けて、3枚1組でお飾りします。
東寺の創建と空海への下賜:
東寺は、平安京の鎮護のために建立された官寺でしたが、823年に嵯峨天皇から弘法大師空海に託され、
真言密教の根本道場となりました。
宗派の分立と再編:明治以降、
真言宗は度重なる分裂や連合を繰り返しました。その後、
東寺を中心とする宗派の形態に復帰することを目指し、1974年に「東寺真言宗」が認証・分派独立しました。