須弥山(しゅみせん)
古代インドの宇宙観において、世界の中心にそびえ立つとされる巨大な聖なる山です。仏教ではここが如来の座す場所とされ、七山八海に囲まれた世界の中心と位置づけられます。頂上には
帝釈天が住み、四方に4つの大陸(
四天下(してんげ))があり、仏壇の「須弥壇」の語源にもなりました。
● 山の上部(天界) ここには神々が住みます。
帝釈天 が支配する天界(忉利天)が存在
● 山の中腹 四方に四つの大陸が広がる 南:人間が住む世界(閻浮提) 他にも三つの大陸が存在
● 山の下部 地獄や餓鬼などの世界が広がる
● 周囲の世界 須弥山のまわりには同心円状に 七つの山 七つの海 が交互に配置され、さらに外側を大海が囲みます。
六欲天(ろくよくてん)とは、仏教の宇宙観における欲界(食欲・性欲などの欲望がある世界)の最上部に位置する6つの天界の総称です。須弥山(しゅみせん)の低層から頂上、そして空中にかけて存在し、天人(神)が住む場所です。欲望が残るため欲界とされますが、人間界よりも遥かに快楽・長寿な世界で、下から以下の6つで構成されます。
四王天(しおうてん):
四天王が住む
忉利天(とうりてん):
帝釈天が支配する33の神々の世界(
三十三天)
夜摩天(やまてん):空中にあり、時を刻む天
兜率天(とそつてん):
弥勒菩薩が住む
楽変化天(らくへんげてん):欲望を自在に創り出す
他化自在天(たけじざいてん):他者の欲望を自在に楽しむ、第6天魔王の世界
●東西南北を守護する
四天王
持国天(じこくてん) - 東方守護
増長天(ぞうちょうてん) - 南方守護
広目天(こうもくてん) - 西方守護
多聞天(たもんてん/毘沙門天) - 北方守護
●
三十三天(さんじゅうさんてん)は、仏教の宇宙観における欲界六天の第2、「忉利天(とうりてん)」の別称です。須弥山の頂上に位置し、中央の
帝釈天(インドラ)と、四方の峰に住む8人ずつの神々(合計33神)が治める天界とされます。
場所: 須弥山の頂上。四隅の峰に各8つの城、中央に帝釈天の住む「善見城」があるとされる。