蝦夷文化とヤマト王権が交差した“北方境界の神社”。秋田城跡の近くにあり、658年に創建と伝わる古社で、後に秋田城の守護となった歴史ある神社です。
崇神天皇が派遣した四道将軍の一人である大彦命(おおひこのみこと)がこの地に由来していることです。また、「古四王」は「越王」を意味し、この地域が古代の軍事・行政拠点であった秋田城との関連が深いことを示しています。
大彦命の神話を基盤とし、中部以北の日本海側に多く見られる「コシオウ」という名称の由来になっています。
● 北向きの社殿:多くの神社が南向きである中、古四王神社は北を向くという極めて珍しい配置。 これは、 北方の蝦夷の地を睨む象徴 毘沙門天(北方守護)の本地仏との習合
と関連づけられます。
御祭神:武甕槌神 (たけみかつちのみこと)、大彦命(おおひこのみこと)
創建: 伝658年(斉明天皇4年)
社格等:延喜式神名帳:記載なし(式外) →
国史見在社
社格:明治期に
国幣小社(秋田県で最高位)
ご利益:主祭神である大彦命の功績に由来し、古代の軍事・行政の要地であった地域との関わりから、鎮守・安泰、国土の守護などと関連があると考えられています。また、地域では大彦命が各地に派遣されたことにちなみ、交通安全のご利益も
行ってみたい
- 大彦命(おおひこのみこと):崇神天皇の世に四道将軍の一人として派遣されたという伝承上の人物。 孝元天皇の長子で,開化天皇の同母兄にあたるとされ,母は穂積臣の遠祖,鬱色男命(うつしこおのみこと)の妹,鬱色謎命(うつしこめのみこと)という。
- 孝元天皇は、日本の第8代とされる天皇。『日本書紀』での名は大日本根子彦国牽天皇。欠史八代の1人であり、実在性については諸説ある。
- 開化天皇は、日本の第9代とされる天皇。『日本書紀』での名は稚日本根子彦大日日天皇。欠史八代の一人で、実在性については諸説ある。
- 鬱色雄命(うつしこおのみこと、別名:内色許男命)は、古代日本(孝元天皇朝)の豪族で、穂積氏(ほづみし)の遠祖とされる伝説上の人物です。孝元天皇の皇后・鬱色謎命(うつしこめのみこと)の同母兄であり、物部氏などに関連する神や貴族の祖として伝承されています。
- 欝色謎命(うつしこめのみこと)は、日本神話に登場する第8代・孝元天皇の皇后です。『日本書紀』の表記で、『古事記』では内色許売命(うつしこめのみこと)と記されます。穂積氏の祖である欝色雄命の妹であり、大彦命や第9代・開化天皇の母となった人物です。
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