圓頓山 華園院 興正寺(えんとんざん かえんいん こうしょうじ)
「正しき法を興し、さかえさす」という願いから名付けられました。
【歴史】
越後での流罪から赦免された親鸞が京都に戻り、山科に一宇を建てたのが起源とされる。
・仏光寺としての立ち上げ: 起源は鎌倉時代、親鸞聖人が京都に建てた「興正寺」という草庵に遡ります。その後、弟子の了源(りょうげん)上人らが中心となり、京都の山科や山城に移転・発展させ「仏光寺」と称する大きな勢力へと拡大しました。
・本願寺との統合と「興正寺」の復活 :第14世・経豪(きょうごう)上人の時代(室町時代)、本願寺第8世の蓮如上人の教えに深く共鳴し、多くの門徒とともに本願寺派に合流しました。その際、蓮如上人から親鸞ゆかりの「興正寺」の寺号を与えられ、本願寺の脇門跡(強い協力関係にある主要寺院)として名を馳せることになります。
・真宗興正派としての独立 :長らく本願寺(現在の西本願寺)と強い絆で一体となって活動していましたが、明治9年(1876年)、明治政府の宗教政策などを背景に、一派として独立。「真宗興正派」としての歴史を歩み始めました。
開祖:親鸞
本尊:阿弥陀如来
創建年: 建暦2年(1212年)
山号:円頓山(圓頓山)
院号:華園院
宗旨:浄土真宗
宗派:真宗興正派
寺格:准門跡・本山
正式名:圓頓山華園院興正寺
【境内施設】
三門、阿弥陀堂門、経蔵、鐘楼、茶室などがあり、近世から近代にわたる真宗寺院の遺構です
親鸞聖人の銅像や休憩所もあります。