但馬国一宮 国幣中社、一宮、名神
但馬一宮の神社で、「いっきゅうさん」の呼び名で親しまれています。
泥海だった但馬地方を、瀬戸の岩山を開いて平野にしたといわれる天日槍(あめのひぼこ)命を祭神とすることから、国土開発の祖神として土木関係者から信仰を集めています。
主祭神: 伊豆志八前大神; 天日槍命
創建年代は不詳ですが、但馬開発の祖神とされる新羅の王子、天日槍命(あめのひぼこのみこと)が垂仁天皇3年(西暦111年)に渡来し、この地を拓いたと伝えられています。
ご利益:恋愛成就、家内安全、子宝、事業の成功、土木工事の安全
行ってみたい
この伊豆志神社の八座の大神には娘がいて伊豆志袁登売神(イズシオトメノカミ)というが、いろんな神々が妻にしたいと狙っていたも、だれも結婚できなかった。
そこに兄の秋山之下氷壮夫(アキヤマノシタヒヲトコ)と弟の春山之霞壮夫(ハルヤマノカスミヲトコ)という二名の神の兄弟がいて、兄は弟に伊豆志袁登売神(イズシオトメノカミ)に相手にされなかったのでお前が付き合えたら、着物全部脱いで、酒やご馳走やらをおごってやる。と言った。
弟は簡単だと言って、一部始終を母親に伝えると、母親は一晩のうちに藤葛で全ての衣類と弓矢を作り、弟に着させて伊豆志袁登売神(イズシオトメノカミ)の元へ送りだした。
家に着くと衣装や弓矢がすっかり藤の花が咲いた。その花咲き誇る弓矢を厠(かわや)(トイレ)に立て掛けておいた。
厠(かわや)(トイレ)で不思議な弓矢を見つけた伊豆志袁登売神(イズシオトメノカミ)は、それを持ち帰った。その時、弟は一緒に部屋に入り、子供を授かった。
兄に報告すると、兄は悔しすぎて自ら言い出したくせに約束を守らなかった。
弟がそのことを母親に嘆いたところ、母親は、「嘘をつくなんて人間みたいな真似するとは」と怒り、竹籠を作って兄に呪いをかけてしまった。
これで兄は8年もの間、重い病気で苦しんだ。
兄が母親に許しをこうて呪いの座においた籠を取って、やっと呪いは解け健康な体になった。