もともとは大宝年間に役行者小角が山を開 き、蔵王権現を祀って結んだ一本杉庵。
この地に修行に訪れた弘法大師が疲れて一本杉庵の杉の木の下で眠っていると、夢の中に阿弥陀如来が現れ、周囲の異変を告げた。
目を覚ますと、眼前は火の海。
大師が身を清め、真言を唱えながら山を上ると、火は徐々に消えていった。
だが9合目あたりまで来ると、岩窟から大蛇が姿を現し、大師の邪魔をしようと向かってきた。
その時、光とともに虚空蔵菩薩が現れ、大師はその力を借りて大蛇を封じ込めることができた。
そして大師は自ら三面大黒天を彫り、岩窟の上に安置。本尊の虚空蔵菩薩を刻み、焼け山の寺と名付けた。
宗派: 高野山真言宗
山号: 摩盧山
本尊: 虚空蔵菩薩
開基:役行者小角
創建: 弘仁6年(815)
札所等: 四国八十八箇所12番
院号: 正壽院
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| 歩き遍路の昔から、「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれ、遍路道の中でも特に難所であった焼山寺。 国道からどんどん細い山道を上ってやっと辿り着く、標高938mの焼山寺山の8合目付近に位置するこの寺は、四国八十八ヶ所霊場の中でもっとも険しいといわれている。 11番藤井寺からの遍路道は今も残っているが、そこは徒歩でしか通れず、山道を越えて約6〜8時間もかかるというから、お遍路さんの苦労が偲ばれる。 奥の院は境内から歩いて約1qの距離にあるので、足をのばしてみたい。 杉の巨木 境内に足を踏み入れてまず驚くのは、杉の巨木の多さである。 幹周り5m前後の巨木は県の天然記念物に指定されている。山門付近に約40本、本堂西南に約15本、そして、奥の院に至る山中に100本余りあるという。推定樹齢は約300年にもなり、どっしりとした老木は、焼山寺のシンボルとなっている。 |
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