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四国八十八ヶ所札所の写真や納経、地図などを掲載

空と海(独遊庵)

歴史と旅を求めて

3番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺detail

きこうざん しゃかいん こんせんじ 徳島県板野郡板野町

 聖武天皇勅願により天平年間(729~74 9)に建立。
当時は金光明寺といわれていた が、後に弘法大師が巡錫中に水不足で悩む地元の住民の声を聞き、井戸を掘った。
すると霊水が湧き出たため、その素晴らしさに感動した大師は堂宇を建てて金泉寺と改称した。
その 後、亀山天皇が金泉寺を崇拝し、京都の蓮華王院にならった三十三間堂まねたお堂を建立。
さらに千手観音を安置して、山号を亀光山と称した。
天皇は勅願の道場として経蔵を造り、日本各地から学僧を集めて講演を行い、寺は大いに栄えたという。
その頃の規模を知る資料として、東門、南門等が記された古図面が寺に伝わっている。
開基:行基
創建年: 伝・天平年間(729年 – 749年)
山号: 亀光山
宗派: 高野山真言宗
本尊:釈迦如来(しゃかにょらい)
札所等: 四国八十八箇所3番; 阿波西国三十三観音霊場(東部)第23番; 阿波北嶺薬師霊場9番
院号: 釈迦院

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極楽寺から2.6㎞ 納経 忠霊塔 黄金の井戸 遍路道 道標
3番 金泉寺
3番 金泉寺
金泉寺
 朱塗りの仁王門をくぐると、左手に鐘楼、 右手に八角形をした色鮮やかな朱塗りの八角観音堂が見えてくる。
 山を背景に正面に本堂、右手には改修された大師堂、その手前には黄金の井戸のある黄金地蔵尊堂が建っている。
左側にある護摩堂の格天井は美しい花鳥が描かれていて見どころの一つ。
 本堂は、なだらかな瓦屋根が印象的。天平の兵火で大師堂以外は焼失したので、現在の本堂はその後復興されたもの。
境内は、 いつ訪れても気持ち良く参拝できるようにと、きれいに清掃されている。

黄金の井戸
八角観音堂の手前の小さな祠にあるのが、黄金の井戸と地蔵尊。
寺名の由来ともなった井戸は、現在もこんこんと水が湧き出ていて、この井戸をのぞき込み、影がはっきり映れば長寿、 ぼやけていると短命という言い伝えがある。
また、井戸の傍らに祀られているお地蔵さんは、首から上の病気に霊験があるという。
2番極楽寺へ2.6㎞ 3番金泉寺 4番大日寺へ5.0㎞