| 開祖 | 杜順(とじゅん):557年~640年。中国・隋から唐にかけての僧。 法順[ほうじゅん]ともいう。中国華厳宗の第1祖とされてきたが、疑問視もされている。 |
| 本尊 | 毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)毘盧舎那仏とは、明るい光を放つ仏で、毘盧舎那仏の光明により迷っている人々を浄土である華厳世界に導くとされる。 |
| 中国唐時代に大成され、『華厳経』を所依の経典とする仏教の大乗仏教宗派です。 日本では奈良時代に唐僧の道璿が伝え、唐の審祥によって東大寺で確立され、南都六宗の一つとなりました。 東大寺が本山であり、奈良の大仏として知られる毘盧舎那仏を本尊とします。 中国での開宗:華厳宗は、唐の僧である杜順を開祖とし、法蔵によって大成されました。日本での伝来・確立:736年に唐僧の道璿が華厳経を日本に伝え、唐の僧である審祥が奈良の東大寺で初めて華厳経を講じたことで、日本での華厳宗が確立しました。 所依の経典:『大方広仏華厳経』(華厳経)に基づいています。 主要な教え:仏教本来の縁起説を発展させた「法界縁起(ほっかいえんぎ)」や、宇宙の万物が互いに深く関係し合っている「事々無礙(じじむげ)の法界」という世界観を説きます。 南都六宗:奈良仏教の一派として、三論宗、法相宗、倶舎宗、律宗、成実宗とともに南都六宗に数えられます。 本山:奈良県にある東大寺が華厳宗の大本山です。 本尊:奈良の大仏として有名な盧舎那仏(毘盧舎那仏)を本尊とします。 中興期:鎌倉時代には宗性や凝然によって復興され、高弁(明恵)も高山寺を開いて華厳宗を宣揚しました。 現代:江戸時代以降、宗勢が一時振るわなくなりましたが、明治時代に東大寺が独立し、1886年に華厳宗として正式に一宗となりました。 |
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| 本山 | 東大寺 |
| 備考 | 日本へは736年に唐の僧・道璿(どうせん)により伝えられましたが、 新羅(しらぎ)の僧・審祥(しんじょう)が奈良の東大寺で初めて 華厳経を講じたため、審祥が日本での華厳宗の第一祖とされています。 |