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名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

石鎚神社 中宮 成就社愛媛県西条市小松町石鎚字上黒河422

日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とする御社にて、山頂に頂上社、中腹(7合目)に成就社と土小屋遥拝殿、そしてJRや国道近くに位置する本社の、四社をあわせて石鎚神社といいます。
石鎚信仰の母体、関西第一の高峰霊峰石鎚山(1982メートル)は、飛鳥時代(685年)に、役の行者(役小角・えんのおづぬ)によって開山されました。
その後、寂仙菩薩(じゃくせんぼさつ)が石鎚蔵王大権現(いしづちざおうだいごんげん)と称えて深く信仰。
山路を開き、登拝者を導き、常住社(じょうじゅうしゃ・今の中之宮成就社)を創立するに至りました。
その後、四国八十八ヶ所第六十番札所の横峰寺(よこみねじ)、同じく第六十四番札所の前神寺(まえがみじ)が常住社の別当寺(べっとうじ)となって、幕末、明治維新を迎え同時に明治天皇の大命により、神仏混淆が禁止され、別当寺が廃止となり石鎚神社と定められました。
しかしながら、現在も永く深い信仰をものがたるかのように、神仏混淆が色濃く残っています。
かつて弘法大師も石鎚山で修行したと伝えられ、桓武天皇、文徳天皇、武将としては源頼朝、河野家一族、豊臣家一族の厚い信仰があり、慶長十五年豊臣秀頼公により、中之宮成就社が御造営されました
不屈の精神を培い、物事の成就を祈り、またその願い事を叶えるお社、それが文字通りの「成就社」であり、表石鎚の成就の地名の由来でもある。

ご祭神について 石鎚毘古命伊邪那岐命伊邪那美命の御子、家宅六神のひとつ、石と土(壁土)を司る

2024年5月

石鎚神社 中宮 成就社

成就社は、千三百年数十年の昔、石鎚山開山の祖、役小角(えんのおづぬ)が石鎚山頂を拝さんとして、心身を清め山頂を目指しましたが、どうしても山頂に至る事ができず、力尽きて下山しようとしたところ、成就社境内で、ひたすらに斧を研いでいる一人の白髪の老人に出会いました。
小角は、不思議に思ってわけを尋ねてみると「この斧を研いで針にする」とのことでした。この言葉に小角は感銘し、再び行を続け、西日本最高峰の石鎚山を開山することができました。
因みに、この時の老人が石鎚大神(石鎚毘古命)だと伝えられ、以来小角の心願が叶ったことから、ここを「成就社」と称し、お社が祀られ、今に全国各地より諸願成就の成就の宮として広く尊崇を集めています。
また、小角は山頂より下山し、遥かに山頂を見返し、「吾が願い成就せり」と改めて石鎚山を拝したところが、現在の成就社境内に建立されている「見返遥拝殿・みかえりようはいでん」の所だと伝えられています。
この故事にならい不屈の精神を培い、物事の成就を祈り、またその願い事を叶えるお社、それが文字通りの「成就社」であり、表石鎚の成就の地名の由来でもあるのです。

石鎚神社 中宮 成就社

石鎚神社 中宮 成就社

石鎚神社 中宮 成就社

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石鎚神社 中宮 成就社

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石鎚神社 中宮 成就社


関連とご近所

  • 石鎚毘古命は、伊邪那岐命と伊邪那美命の2番目の御子
  • 寂仙菩薩(じゃくせんぼさつ/上仙菩薩)は、奈良時代に伊予国(現在の愛媛県)で活動した修験僧で、石鎚山系の開山・発展に大きく関わった人物です。『日本霊異記』にも登場し、死後に“嵯峨天皇の前世”とされるほど強い霊威を持つ存在
  • 石鎚蔵王大権現(いしづちざおうだいごんげん)とは、日本独自の山岳信仰である修験道の神で、四国石鎚山に由来し、本地は釈迦如来千手観音弥勒菩薩の三尊が合体した姿とされ、悪魔を降伏させ、五穀豊穣や家内安全、諸願成就をもたらす力を持つ「金剛蔵王権現」が、石鎚山(石鉄山)の神として本地仏(本来の姿)の姿で現れた尊格です。特に、金峯山寺(奈良県吉野)や各地の石鎚神社(石鎚大権現社)などで祀られ、修験道の守護神として広く信仰されて
  • 家宅六神とは、日本の神話に登場する、家屋の材料や構造に関連した6柱の神々の総称です。古事記によると、イザナギとイザナミの神産みの際に、大事忍男神の後に続いて生まれたとされ、家屋の建築や守護を司る神々として信仰されています。
    石土毘古神(いわつちびこのかみ):岩盤と土を司り、家屋の土台となる神。
    石巣比売神(いわすひめのかみ):岩と砂を司り、石土毘古神と共に家屋の土台を支える神。
    大戸日別神(おおとひわけのかみ):家屋の構造や建具などに関わる神。
    天之吹男神(あめのふきおのかみ):家屋の通気性や風に関連する神。
    大屋毘古神(おおやびこのかみ):家屋の柱や梁など、建物を構成する主要な部材を司る神。
    風木津別之忍男神(かざもつわけのおしおのかみ):風の神でもあり、家屋を守る役割も持つ神。
  • 石鎚大神(いしづちおおみかみ)=石鎚比古命(いしづちひこのみこと)は、石鎚山の主祭神で、石土毘古命(いわつちびこのかみ)とも呼ばれます。伊邪那岐命伊邪那美命の第2子で、家内安全、厄除開運、当病平癒などの諸願成就の神として広く信仰されています。石土毘古命は、家宅の基礎となる「岩と土」を司る神として、家屋の守護神や建築・土木工事の守護神とも見なされています。
  • 石鎚神社 口之宮 本社
  • 石鎚山
  • 伊予小松駅
  • 石鎚登山ロープウェイ
  • せとうちバス上の原乗換所(横峰寺登山参拝バス)
  • 第60番札所 石鈇山 福智院 横峰寺